アルプスバラ会 被災地に贈るバラの手入れ
手紙などの交流も続く
薔薇を通して東日本大震災の被災地を支援しているアルプスバラ会は、16日、薔薇の苗木の床替えと草取り作業を行いました。 16日は、アルプスバラ会の代表を務める伊那市西春近の春日千定さんの畑に会員5人が集まり作業をしました。 会では、震災があった2011年から薔薇を通した被災地支援活動を行っています。 一昨年4月には、津波により仮設校舎で授業を受けている宮城県の農業高校を訪れ、薔薇の苗木50本を贈りました。 以降、手紙や写真を通した交流が続いているということで、春日さんは「被災地で必要なのは物ではなく心。今後も被災した人たちに寄り添う気持ちを大切にしていきたい」と話します。 春日さんは、14日から熊本県で連続して発生している地震についても気にかけています。 被災地に贈るために4年前に植えた苗木は、50センチほどに成長しているということで、今後も希望があれば贈る計画です。