クロスペンアカデミー開講 寄藤文平さんが講演
伊那北高校の薫ヶ丘クロスペンアカデミーが16日開講し、箕輪町出身で伊那北高校OBのアートディレクター寄藤文平さんが講演しました。 寄藤さんは、広告のアートディレクションやブックデザインを中心に活動していて、たばこや電車のマナー広告などを手掛けています。 講演では、自身の仕事について話をしました。 寄藤さんは、「水のおいしさを伝えるときに“この水はおいしいですよ”というのではなく、“喉が渇いていませんか”といった方が伝わる。どう表現するか考えるのがアートディレクターの仕事」と話していました。 マナー広告については、「マナーを守りなさいという広告では伝わらない。相手を悪者にしないで、気づきを伝える内容にしました」と説明していました。 講演会は同窓会やPTAが開いているもので、全校生徒およそ700人が寄藤さんの話に耳を傾けていました。