高遠城址公園 桜まつり期間15万4千人
4月9日の高遠城址公園 天下第一の桜の名所としてしられる高遠城址公園の今年の入場者数は伸びなやみました。 桜の開花が平年より1週間ほど早まった事や旅客バス500キロ規制問題などもあり15万4千人にとどまりました。 伊那市によりますと、最終的な集計結果はまだ出ていませんが、今年の有料入園者数は、およそ15万4千人でした。 開花から散り終わりまでの有料入園期間は4日から17日までの14日間でした。天候には恵まれましたが、今年は、全国的に一斉に桜が開花したため、市では他の名所へ観光客が分散してしまったと見ています。 平成23年の東日本大震災の年は、15万3千人ほどに落ち込みましたが、今年はそれに次ぐ、低い数字にとどまりました。 悪天候にたたられた去年よりも4千人減少しています。 20日に開かれた定例記者会見で白鳥孝市長は、「一人当たりの観光消費額を増やす事や、桜だけでなく、食や文化を組み合わせた通年観光の仕組みづくりなど戦略の見直しが必要だ」との考えを示しました。 伊那市では、今回の入園者数の減少について、原因を分析し来年以降につなげていきたいとしています。
ふるさと納税返礼品 「当面は見直さず」
20日の定例記者会見で白鳥市長は、ふるさと納税の返礼品について「当面、見直す考えはない」との考えを示しました。 ふるさと納税の返礼品については、転売可能な家電製品や商品券などは見直すよう総務省から今月、通達が出されました。 伊那市では、市内で製造されたハードディスクなどを返礼品として扱っています。