井月吟行マップを使い富県を吟行
3月に完成した、俳人井上井月の井月吟行マップ「春の伊那路」を使った吟行が23日、伊那市富県で行われました。 23日は地域住民5人が参加し、吟行マップに沿って8キロのコースを歩きました。 富県の真菰(まこも)が池跡では、参加者が「春風にゆられ吟行真菰(まこ)の石」、「残雪の水を入れたや真菰(まこも)ヶ池(いけ)」 などと詠んでいました。 吟行は有志でつくる富県ぶらり吟行実行委員会が初めて行ったものです。 井月吟行マップは、伊那市教育委員会と千両千両井月さんまつり実行委員会が制作したもので、去年の「夏の伊那路」に続いて2作目です。 春は富県と笠原のコースがあり、井月が立ち寄った場所や、地域の見どころが紹介されています。 実行委員会では、今後もマップを使って吟行のできる俳句の里をつくっていきたいとしています。