南アルプス ニホンジカ捕獲頭数494頭減少
昨年度の南アルプスでのニホンジカの捕獲頭数は、前年度より494頭少ない871頭でした。 南信森林管理署によりますと、「捕獲の効果は出ていると思われるが、引き続き進めていく必要がある」としています。 南信森林管理署の発表によりますと、昨年度南アルプスで捕獲したニホンジカの頭数は、前年度より494頭少ない871頭でした。 八ヶ岳では883頭、霧ヶ峰では535頭で、合計で前年度より1,182頭少ない2,289頭でした。 捕獲は、森林管理署の職員や、南アルプス食害対策協議会が委託した猟友会などが行いました。 南信森林管理署によりますと、これまでの捕獲や降雪の影響でニホンジカの頭数が減っていることや、捕獲に警戒し人前に出てこなくなったことが捕獲頭数の減少につながったとしています。 南信森林管理署では「捕獲の効果は出てきていると思われるが、奥地へ移動しているとも考えられる。手を緩めることなく続けていく必要がある」としています。