伊那ケーブルが南信工科短大に時計寄贈
地方創生応援私募債を活用
伊那市西町の伊那ケーブルテレビジョン株式会社は、南箕輪村の南信工科短期大学校に、屋外のポール時計を寄贈しました。 27日は、伊那ケーブルテレビジョンの向山賢悟社長らが、南信工科短大を訪れ贈呈式が行われました。 伊那ケーブルテレビジョン㈱は局舎から加入世帯までの全てを光化するFTTH化工事を4月から始めています。 その資金の一部2億円を八十二銀行から借り入れる際、「地方創生応援私募債」を活用しています。 この私募債は、八十二銀行が引き受け手数料を優遇し、その優遇分で、私募債を活用した企業が地域の学校などに物品を寄贈するというものです。 伊那ケーブルテレビでは、地域の若手技術者を育てる南信工科短大に40万円相当の時計を贈ることにしました。 向山社長は、「ものづくりのスペシャリストを育成する南信工科短大は地域の宝。身近なメディアとして、地域を応援していきたい」と挨拶しました。 大石修治校長は、「いただいた時計が学校の歴史を刻々と刻んでいる。人材育成、産業振興で地域に貢献したい。今後も支援をお願いしたい」と話していました。