瀧上豊さん講演会「長野県の自然災害」
関東学園大学教授で地球科学が専門の瀧上豊さんによる講演会が30日、箕輪町地域交流センターで開かれ、伊那谷断層や熊本地震について話をしました。 講演会では、瀧上さんが「長野県の自然災害」と題して、地震の基礎知識や県内にある活断層について話しました。 伊那谷断層について瀧上さんは、「30年以内に地震が発生する確率はほぼ0%とされています。ただし、長さ79キロの断層が一度に活動した場合、マグニチュード8程度になるという調査結果があります」と話していました。 また熊本地震については、「震度7規模の地震が続けて起こったことはこれまでになく、専門家でも今後どう推移するのかわかっていません」と話していました。 講演会は町図書館が開いたもので、訪れた人たちは話に耳を傾けていました。