天上緊急災害対策派遣隊 熊本から帰還
活動を報告
23日から熊本地震の被災地へ派遣されていた国土交通省天竜川上流河川事務所の職員ら5人が、29日、現地での活動を終えて帰還しました。 29日は、中谷洋明事務所長らが出迎える中、隊員を乗せた車が事務所に戻りました。 被災地に派遣されていたのは、緊急災害対策派遣隊の白木久也隊長ら5人です。 5人は、23日に出発し翌日から熊本県の西側の地域22か所で土石流の恐れがある川の調査を行いました。 調査した箇所の中には、5メートルほどの落石が道を塞いでいたり、斜面が崩れて川の三分の一ほどを覆っている箇所があったということです。 中谷所長は、「今回の経験を有事の際に活かしてほしい」と話していました。