多層指導モデルMIM研修会
特殊音節につまづきがある児童向けの指導法
読み書きのつまづきなど発達障害の可能性がある児童の早期発見や支援に向けた、教員向けの研修会が10日に伊那市役所で開かれました。 伊那市教育委員会では平成26年度からこの取り組みを行っています。 小さい「つ」や「きゃ」「きゅ」「きょ」などの特殊音節につまづきがある児童向けの指導法「多層指導モデルMIM」を取り入れています。 MIMは特殊音節を含む言葉を絵や音、動作を使って児童が楽しみながら学ぶことができるよう考えられました。 講師を務めた東京都在住の特別支援教育士の栗原光世さんは「子どもによって学び方が違う。それを理解することが我々教員の仕事です。」と話しました。 研修には市内の小学校教員およそ30人が参加し指導の仕方を学びました。 なお、伊那市では今年度も市内の全ての小学1年生を対象にMIMの指導プログラムを取り入れるということです。