上伊那鳥獣被害対策協議会 事業確認
野生鳥獣による農林業への被害防止に広域的に取り組む上伊那鳥獣対策協議会が16日伊那市役所で開かれました。 総会には上伊那8市町村のほか農林業関係者およそ30人が出席しました。 今年度は、国からの交付金が減ったため事業費は前の年度と比べ600万円減の1200万円となっています。 主な事業は、ニホンジカの一斉駆除やサルの囲い罠設置、くくり罠購入などとなっています。 会長の白鳥孝伊那市長は「手を緩めずに対策に取り組んでいきたい」と挨拶しました。 猟友会関係者からは「ニホンジカが減ったとの話があるが、特定な場所に固まって生息している可能性がある。 正確な生息数を調べ、それにあった対策を打つことが大切だ」との意見が出されていました。