南箕輪村で経ヶ岳バーティカルリミット
742人が自然の中を駆け抜ける
未舗装の山野を走るトレイルランニングレース「経ヶ岳バーティカルリミット」が、21日、南箕輪村の大芝高原を発着に行われ、700人を超えるランナーが自然の中を駆け抜けました。 標高2,296メートルの経ヶ岳頂上を目指して走る全長21キロのロングコースに533人が、4合目までを走る全長12キロのショートコースに209人が参加しました。 経ヶ岳バーティカルリミットは、村観光協会発足を記念して去年初めて開かれ、今年で2回目です。 参加者は、標高差およそ1,500メートルの厳しいコースを走りました。 21日の伊那地域の最高気温は7月中旬並みの27.4度と暑い1日となりましたが、山道は涼しく、下り坂では足を止めることなく一気に駆け抜けていました。 大会の結果、ロングは佐久長聖高校出身で東京都のトレイルランナー上田瑠偉さんが去年の記録を1分以上上回る2時間6分で優勝しました。 ショートは、東京都の会社員松本翔さんが56分55秒と1時間を切る好タイムで優勝しました。 南箕輪村では、今年度地方創生事業として経ヶ岳や権兵衛峠をPRする映像を制作していて、21日も撮影を行っていました。 村では、地域資源を活かした街づくりをすすめていきたいとしています。