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「協働による廃食用油リサイクル推進事業」廃食用油回収車導入

「協働による廃食用油リサイクル推進事業」廃食用油回収車導入

 箕輪町が地域新エネルギービジョンに基づき進めている「協働による廃食用油リサイクル推進事業」で、廃食用油回収車の入魂式が26日、役場駐車場であった。資源(缶・びん・ペットボトル)収集ステーションに集まる家庭からの廃食用油を回収するための車で、06年4月の本格実施から活用する。
 回収車は、積載量1・5トン、ディーゼルエンジン。垂直式リアゲートリフター付き(リフト能力600キロ)。価格は275万円で、3分の2はコモンズ支援金の対象。町共同作業の家で精製するバイオディーゼル燃料(BDF)も使用したい考えで、車検証は廃食用油燃料併用で登録している。
 フロントに緑色の文字で「廃食用油回収車」とあり、町内を走りながらリサイクル推進と事業PRを図るため、バックには「地球・環境にやさしいリサイクル」「BDF」の文字とリサイクルマーク、廃食用油リサイクルへの協力を呼びかける言葉がある。
 町内38カ所の資源ステーションを回って廃食用油のポリタンクを回収し、町共同作業の家敷地内のBDF精製作業場に運ぶ。10、11月の試験回収では軽トラックを使用したが、来年1月15、22日にある廃食用油の第2回試験回収で導入した回収車の使用も検討している。

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