「高遠学園構想推進連絡会」が発足
高遠高校を核に教育振興と地域づくりを
高遠高校が行っている地域での体験型学習活動を伊那市内全域に広げ、地域づくりや教育振興を図る「高遠学園構想推進連絡会」が25日に発足しました。 1回目の会議が25日に開かれ、高遠高校振興会会長の白鳥孝伊那市長から委員に委嘱書が手渡されました。 高遠町の小中学校や保育園、公民館、図書館のほか、伊那市観光協会や伊那市商工会などで組織されています。 高遠高校では、生徒が学校の外で学ぶ教育カリキュラムとして「地域体験型学習活動」を行っています。 これまで高遠町・長谷地区を中心に行っていましたが、今後はこの活動を市内全域に広げ、高遠高校を核とした教育振興や地域づくりを進めます。 これまで一対一の交流だったものを連絡会で情報共有し、スムーズに活動を行えるようにします。 高遠高校と、小中学校、保育園、公民館、福祉施設が連携し互いの教育振興を図る組織を「高遠学園」とし「高遠学園構想推進連絡会」は、その推進母体となります。 会長には松田泰俊伊那市教育委員長が選ばれました。 連絡会では、各機関から、高遠高校と行える交流事業を提案してもらい、6月中にまとめて年間計画を作成する予定です。