産官学が連携して中山間地域の薬草活用へ
伊那谷アグリイノベーション推進機構の総会で事業計画示す
産学官が連携して農業を基本に新たな産業づくりを目指す伊那谷アグリイノベーション推進機構は、今年度新たに中山間地域の薬草の調査や活用に取り組むことを決めました。 24日に南箕輪村の信州大学農学部で総会が開かれ、今年度の事業計画が示されました。 今年度は新たに中山間地域に生えている薬草の種類の調査や、活用について取り組みます。 これまで開かれたシンポジウムの中で、中山間地域の資源の発掘について取り組み、その中で、薬草関係の活用策への提案が多数ありました。 それを受けて、今年度は、薬草の種類を調査し、その有効活用についての組織づくりを行います。 その他にはニホンジカの肉利用や遊休荒廃地の活用の研究などに力を入れていくということです。 伊那谷アグリイノベーションでは、夏と秋にシンポジウムを開く他、農作物を活用した体験講座などを計画しています。