入笠山 山開き
夏山シーズン到来!早速山歩きを楽しむ
伊那市長谷と富士見町にまたがる標高1955メートルの入笠山で、28日、夏山シーズンの到来をつげる山開きが行われました。 28日は、県内外から多くの登山客が訪れ、山登りを楽しんでいました。 南アルプス最北部に位置する入笠山は、山頂近くまでゴンドラリフトや車道が通じていて、登山口から頂上までは30分ほどで登ることができます。 登山道は、途中岩場コースと迂回コースに分かれていて、お年寄りや子ども、初心者にも比較的登りやすい山とされています。 また、登山道の脇には自生している草花があり、登山者の目を楽しませています。 標高1955メートルの入笠山頂上です。 28日は、あいにくの曇り空となりましたが、晴れていると中央南の両アルプスの他、八ヶ岳など360度のパノラマを楽しむことができます。 それでも、時折雲の隙間から顔を出す山の頂を見ながら、登山者らはお昼を食べたり写真を撮るなどして楽しんでいました。
山開きにあわせ安全祈願祭
28日は、山開きに合わせて安全祈願祭が行われ、伊那市や富士見町などでつくる入笠山観光連絡協議会のメンバーや登山者らがシーズン中の無事を祈りました。 今年から、8月11日は国民の祝日「山の日」となっていて、協議会では「信州の山の1つとしてPRしていきたい」と話していました。 入笠山では、6月にはスズランが、7月から9月にかけてはおよそ150種類の山野草を楽しむことができます。