山で足腰鍛える 牛の放牧
夏の間、牛たちに涼しい環境の中で足腰を鍛えてもらおうと、伊那市高遠町の入笠牧場で7日、牛の放牧が行われました。 今年放牧するのは、上下伊那と諏訪地方の畜産農家が所有する牛で、この日は45頭を放牧しました。 放牧は、初産を前に足腰を鍛え、畜産農家の夏場の労務軽減などを目的としています。 牛は1頭ずつ体重を測り衛生検査を受けました。 今年は去年に続き、種付け用の雄の和牛1頭が放されるため、例年よりも受け入れる頭数が増えたということです。 去年は試験的に雄を放しましたが、今年は本格的に種付けに力を入れたいということです。 今年は全部で70頭程を放牧する予定で、10月中旬まで入笠牧場で過ごします。