トンボの楽園整備 浮桟橋新設
伊那市富県新山のトンボの楽園で29日整備作業が行われ、新たに浮桟橋が新設されました。 この日は、新山の住民でつくる新山山野草等保護育成会のメンバーと市役所の職員合わせて30人が整備作業を行いました。 トンボの楽園では、日本一小さいと言われているハッチョウトンボが、毎年5月から8月にかけて飛びます。 整備作業は春と秋に毎年行っていて、今回は新たに、古くなった木道の代わりに浮桟橋を設置しました。 浮桟橋の長さは40メートルで、錆びないプラスチック製のドラム缶を並べて固定し、その上に板を張ります。 木道は全部で長さ120メートルあり、より近くでトンボを観察してもらおうと平成17年から設置し、整備してきました。 会では「安全で綺麗な浮桟橋ができました。ハッチョウトンボ以外にも様々な種類のトンボや生物がいるので、今年も多くの人に楽しんでもらいたい」と話していました。 ハッチョウトンボが飛ぶピークは、7月中旬だということです。