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年長園児が麦踏み

どんパンの会の麦畑で

年長園児が麦踏み

 「麦さん元気で大きくなって」-。中川村の2保育園の年長園児ら27人は26日、片桐のどんパンの会の麦畑約10アールで麦踏みをした。農村女性ネットワークや営農センターの大人15人も参加した。
 園児らはうねに沿って1列に並び、雪の間に緑の葉を広げる麦の上を横歩きでギチギチと歩き、しっかりと麦を踏んだ。
 麦は東山3号、先月14日、どんパンの会が筋まきした。麦は生えそろい、10センチほどに伸びた。
 作業に先だって、農業改良普及センターの高橋博久普及員は「踏んで麦の根を土の中に押しこむことで麦が丈夫に育つ。ゆっくり、しっかり踏んで」と呼びかけた。
 作業終了後、同畑で収穫した小麦を使ったおやきを味わいながら、互いに交流を深めた。
 両園では、原料の小麦から生産する同会が焼いたパンを給食に利用していることから、園児らが麦踏体験を通じて、農や食に関心を持ってもらえればと、毎年、年長園児による麦踏みをしている。

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