ハナマンテン収穫作業始まる
上伊那が生産量全国シェア70%
全国シェア70%を占める上伊那の特産小麦「ハナマンテン」の収穫作業が始まりました。 伊那市東春近田原の圃場では農事組合法人田原の組合員が、コンバインを使って、種用に栽培した小麦の収穫を行いました。 ハナマンテンは、県農業試験場が育成した品種で、上伊那では2007年から本格的に栽培を始め、今では全国シェアの70%を占めています。 ねばりがありこしが強いのが特徴で、麺への加工に適しているということです。 JA上伊那では、プライベートブランド「伊那華シリーズ」でハナマンテンを使用したうどんやラーメン、冷やし中華を販売しています。 上伊那では今年320haを作付け1,130tの収穫を目標にしているということです。 ハナマンテンの収穫は、種用の収穫が終わると一般用の収穫が始まり、7月上旬まで行われる予定です。