伊那谷ねっと

サイトマップ ニュース検索
1911/(火)

ニュース

常円寺で筆供養

常円寺で筆供養

 仏教の経典を書き写す写経会(え)を毎月開いている伊那市山寺の常円寺で、使えなくなった筆に感謝する筆供養が、16日行われました。  この日は、毎月の写経会に参加しているメンバーを中心に35人ほどが参加し、古くなったり使えなくなった筆を供養しました。 常円寺には、筆塚があり、昔は供養を行っていたということですが、数十年行われなくなっていました。  写経会のメンバーから、使えなくなった筆もごみ箱に捨てられないとの声が上がり、供養を行うことにしました。 メンバーは筆を供えると手を合わせ焼香していました。  角田 泰隆住職は、「今使っている筆も日ごろ手入れをして、大切に活かしていくことを心がけてもらいたい」と話していました。  常円寺では、来年以降も6月に筆供養を行っていきたいとしています。

前のページに戻る 一覧に戻る