西春近貝付沢で竹林整備作業
災害に強い山にしようと取り組んでいる伊那市西春近諏訪形の住民は、平成18年に土砂災害が起きた貝付沢で竹林の整備作業を19日、行いました。 19日は、地元有志でつくる諏訪形区を災害から守る委員会のメンバー16人が参加し、土砂災害が起きた貝付沢河口の竹を刈りました。 作業は災害予防や環境整備を図ろうと平成23年から毎年行っています。 平成23年から、倒れにくい木を育てるため、保育ブロックと呼ばれる強い根を育てる生育方法に取り組みクヌギやケヤキ、サクラなどを植えました。 その当時、30センチほどだっケヤキは、3メートルほどに成長しています。 また、平成21年から県が行っていた堰堤工事は、先月終了し9基の堰堤が完成しています。 諏訪形区を災害から守る委員会では今後、下流にかけて広葉樹の植栽を行う計画です。