循環路線を守り育てる会 今年度も支援する考え
伊那市地域公共交通会議が21日市役所で開かれ、各地区の路線を育てる会の発足支援を今年度も引き続き行うことが確認されました。 伊那市では、循環バスやお手軽乗合タクシーの利用促進に繋げようと、昨年度、地域住民が主体となったワーキンググループが2つの地区で発足しました。 新山では会のメンバーの積極的な働きかけにより、一昨年の1便あたりの利用者数が3.8人、去年が3.4人と減少傾向だったのが、今年は6.8人と2倍に増えています。 6月14日と16日の2日間、循環バスを活用した新山を巡るツアーを初めて企画し、合わせて17人が参加しました。 今年度は、富県・東春近・長谷で会が発足しているほか、市街地北部・高遠でも予定されています。 原武志会長は「より良い路線運行ができるよう引き続きそれぞれの会を支援していきたい」と話しました。