上戸地区で救命講習
様々なシチュエーション想定し訓練
伊那市西箕輪上戸地区の自主防災会の救命講習会が、19日上戸(あがっと)集落センターで開かれました。 講習会では、上伊那広域消防本部応急手当普及員の中村 あかねさんら2人が指導にあたりました。 上戸地区では、3年前に自主防災会を立ち上げ、去年は4回の救命講習を開いた他、炊き出しやトイレ設置の訓練を行うなど熱心に取り組んでいます。 救命講習は、自主防災会の救出救護班が中心となり行っていて、今日は10人が参加しました。 講習では、様々なシチュエーションを想定した救命訓練を行いました。 水におぼれて心肺停止状態になった人の救助、友人と2人で山に入り突然友人が倒れてしまった場合など様々な状況が与えられ、参加者は、考えながらその状況に対処していました。 指導に当たった中村さんは、「何度も繰り返し訓練した成果があり、チームワーク良く対応できていた。実際に何か起きたときも、冷静に客観的に対応してください」と話していました。