東春近小が熊本地震に義援金
資源回収や寄付金募り9万円
伊那市の東春近小学校の児童会が、熊本地震の被災地で役立ててもらおうと、資源回収や寄付を呼び掛けて集めた義援金およそ9万円を、23日、伊那市に届けました。 23日は、児童会長の飯島 颯士(そうし)くんら5人が、市役所を訪れ、白鳥孝市長に、義援金を手渡しました。 東春近小学校の児童会では、年間を通して空き缶や古紙の資源回収を行っていますが、4~5月は被災地支援強化月間として、2万7400円分を集めました。 また、児童会本部が児童玄関に立ち、ペットボトルの手作り募金箱を手に寄付を呼びかけたところ、5万4999円が集まりました。 他に、4年生が育てた大根を授業参観で販売した7802円も合わせて、9万201円を白鳥市長に手渡しました。 伊那市では、顔の見える支援ができるよう、被災地の学校など送り先を検討したいとしています。