伊那市観光㈱ 3期ぶりに黒字決算
宿泊施設や日帰り温泉施設などを運営する伊那市観光株式会社の株主総会が23日、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれ、昨年度の売上高が9億1,800万円で、3期ぶりに黒字決算となったことが報告されました。 伊那市観光株式会社の昨年度の売上高は9億1,800万円、経常利益は142万円で、3期ぶりに黒字決算となりました。 営業利益が黒字となった主な施設は、仙流荘が245万円、みはらしの湯が564万円、高遠さくらホテルが689万円となっています。 また山小屋では、西駒山荘が139万円、北沢峠こもれび山荘が1,300万円、仙丈小屋が1,100万円それぞれ黒字となっています。 こもれび山荘については、梅雨明けが早かったことや夏場の天候に恵まれたことから、利用者が4,964人と、前の年度と比べ1,473人増えたということです。 伊那市観光㈱では、インバウンド・スポーツ合宿の受け入れや、外務委託業務を社内での対応に切り替えるなど経費の削減に努めたことが黒字に繋がったとしています。