西駒登山前に トイレ学習
7月に西駒登山を予定している伊那市の西箕輪中学校で、西駒山荘で使用する「袋式トイレ」の説明会が29日開かれました。 29日は2年生62人が、西駒山荘管理人の宮下拓也さんからトイレの使用方法について説明を受けました。 袋式トイレは山の環境を守るために使われるもので、山荘の営業終了後にヘリで降ろし処分します。 平成9年に南アルプスの北岳の水場でし尿が原因と思われる大腸菌が検出されたという報道があったことから、西駒山荘では平成13年から袋式のトイレを使って処理を行っています。 宮下さんは「袋式は嫌なイメージがあるかもしれないが、我慢をすると体調にも大きく関わるので安心して使って有意義な登山にしてください」と話しました。 西箕輪中学校では、来月の28日と29日に登山を予定していて、28日に西駒山荘に宿泊する予定です。