むらづくり委員会で提言
村の良さを活かすなど4項目
中川村第4次総合計画後期計画(06-09年)策定に当り、足腰の強い元気な村づくりの方向、あり方を検討してきたむらづくり委員会(松村満久会長)は28日、村の良さを活かすなど4項目の提言をまとめ、曽我村長に報告した。
提言は▽村の良さ・財産を活かす▽足腰の強い元気なむらづくりへの取組▽暮らしを守るための地域・住民との協働による取組▽住みやすい村の実現に向けての行政としての取組-。
具体的には▽景観を大切に活かし、外から人を呼ぶ▽人情に溢れ、子どもたちは元気にあいさつができる-などの点を大事に▽村のイメージを確立し、長期的な発想で事業を展開する▽村内に今ある資源を有効利用する▽観光農業や農家民宿を展開し、減農薬などのこだわりでブランドを確立する▽高齢者世帯を地域で支える仕組みづくり▽施策の柱として子育て支援策に取り組む-など。
松村会長は「大勢の委員が熱心に、自分たちが一緒に行動していくという、協働の思いのこもった提言が多かった」と、10月から全6回の検討会を振り返った。
曽我村長は「委員さまざまな視点での提言は、見えていなかったことや気付かなかったを気付かせてくれた。後期計画に活かすとともに、すぐできることはどんどん進めたい」と話した。
提言は庁内の計画策定委員会の素案に盛りこまれ、2月初旬に総合計画審議会に諮り、村長が決定し、3月議会全員協議会で説明する予定。