路線価21年連続下落
伊那税務署館内最高路線価はいなっせ前
相続税や贈与税を算定する基準となる路線価が1日に公開されました。 伊那税務署管内の最高路線価は21年連続で下落しました。 関東信越国税局によりますと、伊那税務署管内の最高路線価は伊那市荒井のいなっせ前で1平方メートルあたり4万3千円で去年に比べて4.4%下落しました。 管内の最高路線価の下落は、平成8年から21年連続となっています。 路線価は、道路に面する宅地の1平方メートルあたりの標準的な価格です。 相続税や贈与税の算定基準となるもので、毎年7月に国税庁が公開しています。 なお、県内全体では10ある税務署の最高路線価のうち、長野・上田・佐久は横ばいで、それ以外の7地域では下落したということです。