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211/(土)

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あとわずかで猛暑日 34.3度暑い一日

アスファルトには逃げ水現象

 7日の伊那地域の日中の最高気温は、34.3度まで上がりあとわずかで猛暑日の今年一番の暑さとなりました。 長野地方気象台は、今朝高温注意情報を発令し、熱中症への対策を呼びかけました。  7日の伊那地域は、午後1時35分に最高気温34.3度を記録しました。 伊那市のいなっせ前では、日傘を差したり、上着を脱いだりして暑さをしのぐ人の姿が見られました。  長野地方気象台では今朝、高温注意報を県内に発令し、熱中症への注意を呼びかけました。  午前11時頃撮影した伊那市のナイスロードです。 風がなく暑い日にアスファルトなどの道路で遠くに水があるように見える「逃げ水現象」が発生していました。 上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在、駒ヶ根市の78歳の男性1人が熱中症の症状で搬送されたということです。

動物も暑さにぐったり

あとわずかで猛暑日 34.3度暑い一日
動物も暑さにぐったり

また、伊那市ますみヶ丘の産直市場グリーンファームでは、クマが水浴びをして涼んでいました。 グリーンファームでは、気温が高くなる日は風通しを良くしたり水をまくなどして動物に対して暑さ対策を行っているということです。 長野地方気象台によりますと、この暑さは、三陸沖の低気圧から朝鮮半島に伸びた全線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んでいるためだとしています。 14日まで30度を超える日が続きそうで、平年より2度ほど高い気温で推移する予報となっています。 気象台では、「28度を超えると、熱中症による患者の搬送率が急激に上がる。こまめに水分を補給し、冷房を適切に利用して熱中症予防を心がけてほしい」と話していました。

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