ふるさと納税で遊具と本設置
美篶出身の草野和幸さんが寄付
伊那市は美篶出身の草野和幸さんが寄付したふるさと納税を活用し、保育園の遊具と児童向けの本を設置しました。 8日に草野さんが市役所を訪れ白鳥孝市長と懇談しました。 草野さんは、伊那市美篶出身で84歳です。 現在は東京都在住で、空調や電気設備機器の販売などを行う東テク株式会社の代表取締役会長を務めています。 去年の7月に地元美篶の教育振興に使って欲しいとふるさと納税326万円を伊那市に納めました。 伊那市では今年度その寄付金を使い美篶西部保育園と美篶保育園に園児が登って遊ぶ遊具「はっくつクライム」を設置しました。 事業費はおよそ190万円です。 また美篶公民館には、児童向けの本180冊を所蔵した草野文庫が設置されました。 事業費はおよそ50万円です。 白鳥市長から、子供たちに好評だという報告を受けた草野さんは、「自分にできることは微々たるものだが、何かの役に立てれば嬉しい。想いは故郷(ふるさと)にある。」と話していました。