善意の竹筒募金寄付
駒ケ根市北町の焼肉店「やぶ」の店主藪原勇さんは26日、市役所を訪れ、店のカウンターに置いた「福祉善意の筒」への寄付金2万円余りを「福祉のために役立てて」と市に寄付した=写真。 「福祉善意の筒」は重い腎臓病にかかった薮原さんの長女弥生さんが介護者慰労金などで市に世話になったことへの感謝の思いを込めて始めたもの。弥生さんは11年前に亡くなったが、寄付はその後も続けられ、今年で23年目になる。藪原さんや家族のほか来店客が小銭を入れるなどして募金に協力している。
受け取った中原正純市長は「毎年の善意の志に感謝する。高齢者など社会的弱者のために使わせていただく」と礼を述べた。