三峰川電力の発電所竣工
5万世帯の年間発電消費量相当
水力発電事業を行っている三峰川電力株式会社の第一・第二発電所の更新工事が完了し15日、伊那市長谷の第一発電所で竣工式が行われました。 東京に本社を置く三峰川電力は1963年から水力発電事業を行っていて伊那市に4か所、茅野市に2か所など県内外合わせて15か所に発電所があります。 伊那市長谷の第一第二発電所は運転を開始してから50年以上が経過していたことから今回設備を新しくしました。 2つの発電所の年間発電量は合わせておよそ1億8,000キロワットを見込んでいます。 一般家庭5万世帯分の年間電力消費量に相当し発電した電気は丸紅新電力株式会社に売電されるということです。 竣工式には関係者およそ80人が集まり施設の完成を祝い安全な操業を願いました。 三峰川電力では平成32年までに国内30か所での中・小水力発電所の開発を目指していて再生可能エネルギーの普及に努めていきたいとしています。