貝付沢で保育ブロック植樹
およそ60本のケヤキやクヌギなどを植樹
平成18年豪雨での災害を教訓に、治山事業に取り組んでいる伊那市西春近の諏訪形区を災害から守る委員会は15日に貝付沢に保育ブロックで育てた苗を植えました。 この日は、メンバー9人が参加しケヤキやクヌギなどおよそ60本を植えました。 貝付沢は10年前の豪雨で氾濫し下流の住宅や農地に土砂が流れ込む被害が出ました。 地域住民で作る諏訪形区を災害から守る委員会は、この豪雨災害を機に発足し、災害に強い里山作りに取り組んでいます。 保育ブロックで育てた苗の植樹は2012年から行っています。 保育ブロック工法は土と肥料を混ぜて作ったブロックの中で苗を育てることにより、根を真っ直ぐ伸ばすことができ、倒れにくい木を育てることができます。 これまでの4年間でおよそ500本の苗を植えてきたということです。 委員会では毎年120個の保育ブロックで苗を育てていて、秋に残りの苗を植えるということです。