地域産業創出シンポジウムin伊那バレー
財団法人長野県テクノハイランド開発機構設立30周年を記念したシンポジウムが19日、箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれ、行政や産業界の関係者によるパネルディスカッションが行われました。 パネルディスカッションには、4人がパネリストとして参加しました。 パネルディスカッションでは、「伊那バレーのものづくりの新たな方向性」をテーマに、将来のものづくり産業がどうあるべきかについて意見を交わしました。 伊那市の白鳥孝市長は「様々な分野がある中でも、“健康長寿”をキーワードとした医療開発に各企業が協力して取り組むことが可能ではないか」と話しました。 KOA株式会社の向山孝一会長は「伊那谷の企業は連携できる。地場企業にある信頼関係を次の世代にバトンタッチしていくことが大切だ」と話しました。 シンポジウムは、地域特性を反映したものづくり産業の発展に役立てる企画・実施拠点として設立された財団法人長野県テクノハイランド開発機構が開いたもので、会場にはおよそ200人が訪れました。