哲学者内山節さんが伊那市の食育を視察
哲学者で田舎暮らしを実践している内山節(たかし)さんが、伊那市の保育園や小中学校の学校給食や農業体験の取り組みを、14日視察しました。 内山さんは、東京と群馬県上野村を往復しながら、田舎暮らしを実践している哲学者です。 今日は、伊那市教育委員とともに市内の保育園や小中学校、4か所を訪れました。 そのうち、長谷保育園では、年間を通して、地域の住民から協力を得て農業や食について学んでいると説明を受けました。 そのあと、園舎の隣にある、今年から保育園が借りている畑を視察しました。 畑は、地域住民が管理していて、栽培された野菜は、子どもたちが収穫したり、給食として提供されています。 伊那市教育委員会では、市内のすべての小中学校で給食や食・農業を学ぶ体験事業を実施していて、今後も事業に力を入れていくとしています。