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1911/(火)

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50年の森林ビジョン推進委員会初会合

50年の森林ビジョン推進委員会初会合

50年後の伊那市の森林のあり方や市民との関わり方を定めた「50年の森林(もり)ビジョン」を推進する委員会の初会合が20日、伊那市の創造館で開かれました。 会合には、農林業関係者や研究者など県内外の20人の委員と7人のアドバイザーが出席しました。 50年の森林ビジョンは、50年後の伊那市の森林のあり方や市民との関わり方について示したもので、今年4月に策定されました。 委員会は「山地保全と水資源保全の機能向上」などを検討する第1部会、「森林の生産力と林業経営の向上」などを検討する第2部会、「生物多様性を中心とした自然環境の保全」などを検討する第3部会の3つに分かれます。 委員長には、策定委員会に引き続き信州大学農学部の植木達人教授が選ばれました。 植木委員長は「地域のモデルとして地域から世界に貢献するようなシステムをつくることが重要だ」と話しました。 伊那市は、森林管理を分けるゾーニングを先行して検討していきたい考えです。 ゾーニングでは、市民が手をかける森林・自然環境を保全する森林・あまり人手をかけず多面的機能を発揮する森林の3つの区分を決めることにしています。 委員会は平成29年度中に推進計画をまとめる予定です。

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