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2311/(土)

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赤い果肉のりんごでシードルを

信大農学部で講座

赤い果肉のりんごでシードルを

 信州大学農学部が開発した赤い果肉のりんごでシードルをつくろうという取り組みが始まっています。  4日は、南箕輪村の信州大学農学部でりんごを栽培している農家などが参加し、新品種のりんごについての検討会が開かれました。 赤い果肉のりんごを開発したのは、信州大学学術研究院農学系の伴野(ばんの) 潔(きよし)教授です。  伴野教授は、1999年からつがるとメイポールを掛け合わせた「ハニールージュ」を開発していて、2012年から普及栽培がおこなわれています。  このほかにも、今年夏には新品種「レッドセンセーション」の販売が始まります。  検討会の後、伊那市ますみヶ丘に新たに完成したシードル工場「カモシカシードル醸造所」を訪れました。  醸造所は、8月27日にお披露目を行う完成したばかりの工場で、今年秋から、仕込みを行う見込みです。  醸造所が、近くの畑で信大で開発したりんごを栽培していて、シードルにする予定です。  赤い果肉のりんごでシードルを作る取り組みは全国的にも初となりそうです。  シードルは、10月に仕込みを行う見込みで、年内にも販売していきたいとしています。

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