高校生が演劇の舞台学ぶ
上伊那の高校の演劇部員を対象にした演劇舞台セミナーが4日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 演劇舞台セミナーは、毎年9月に行われる上伊那の高校の演劇部の地区発表会に向けて、演技だけでなく裏方の仕事も理解してもらおうと、伊那文化会館が毎年開いているものです。 セミナーには、高校の演劇部に所属する生徒と教員、東部中学校の生徒合わせて53人が参加しました。 この日は、舞台の大道具の仕組みや道具の配置について学びました。 伊那文化会館の柴田司さんから説明を聞いたあと、実際に木材を配置する実践練習を行いました。 柴田さんは「道具はしっかり組み立てないと怪我に結びつきます。お互いが声を出し合って確認することが大切です」と話しました。 演劇舞台セミナーは、音響・照明・大道具の3つを毎年1分野ずつ交代で行っていて、来年は音響を学ぶことになっています。 上伊那の高校の演劇部の地区発表会は、9月11日に伊那文化会館で開かれる予定です。