ふるさと就職面接会
売り手市場で企業は人材確保苦労
来春卒業予定の大学生・短大生などを対象にしたふるさと就職面接会が、18日、伊那市のいなっせで開かれました。 今年度は大手企業の採用活動が活発で売り手市場となっていて、地元企業では、人材確保に苦労する状況となっています。 今年のふるさと就職面接会には、前年の同じ時期より3社多い60社が申し込みました。 管内だけでなく、本社が管外にある企業も参加しました。 一方学生は、前年の同じ時期に比べ19人少ない46人が参加しました。 内訳は、大学生が32人、短大生が3人、専修学校が8人、男性28人、女性18人です。 伊那職業安定協会によりますと、今年度の採用状況は、業種に関係なく採用計画に達していない企業が多いということです。 要因としては、大手企業の採用活動が活発なことが考えられるということです。 ハローワーク伊那では、「学生の確保が大変だが、地元で働く魅力を伝え内定者を確保してほしい」と話していました。 なお、首都圏の学生が面接会に参加しやすくするため、上伊那地域若者人材確保連携協議会が東京から伊那市まで無料で運行した就活応援バスには、4人が乗車しました。