茨城の鯉淵学園学生が伊那で農業研修
伊那市と新規就農協力の協定を提携している茨城県の鯉淵学園農業栄養専門学校の学生が、市内の農事組合法人や農場で農業体験研修を行っています。 伊那市での鯉淵学園の学生の受け入れは去年から行われていて今年で2年目です。 今年は、1年生26人2年生2人の合わせて28人が訪れ、昨日から、野菜班と畜産班に分かれて研修を行っています。 畜産班は手良中坪にある農協直産㈱手良農場を訪れ、牛の牛舎の清掃や餌やり、ブラッシングなどを行いました。 手良農場では、和牛のオスとホルスタインのメスを掛け合わせた肉用牛を166頭飼育しています。 学生たちは、普段、ホルスタインの世話をしているということです。 協定は、高齢化や後継者不足などの農業の問題を伊那地域が抱える中で、鯉淵学園の学生の就農先の一つとして伊那地域を提案するものです。 鯉淵学園によりますと、学生の9割の実家は非農家で、昨年度は、男女それぞれ1人が、伊那地域で就農したということです。