災害映像共有システムの運用始まる
上伊那広域消防本部
上伊那広域消防本部はリアルタイムで災害現場の映像を消防本部で見ることができる災害映像共有システムの運用を2日から始めました。 このシステムは災害現場の状況をスマートフォンで撮影し、その映像を消防本部で確認できます。
映像をもとに災害状況を把握
消防本部指令センターではその映像をもとに災害規模を把握し的確な対策を指示することができるものです。 2日は上伊那広域消防本部で運用開始式が行われ自治体の防災担当者や消防団長などおよそ40人が出席しました。 このシステム導入にあたり上伊那広域消防本部では、スマートフォン7台、タブレット端末2台を購入したほか消防指令センター内にサーバーやモニターを設置しました。 これまでの災害現場からの無線による情報と比べて本部の指示が早く的確なものになるほか、複数の災害を同時に確認できるなどのメリットがあります。 消防署によるこのシステムの導入は県内初で費用はおよそ240万円、運用経費は年間78万円となっています。