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1911/(火)

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大規模地震災害想定の防災訓練

地域 小学校 保育園が合同訓練

大規模地震災害想定の防災訓練
大規模地震災害想定の防災訓練

伊那市、箕輪町、南箕輪村で大規模な地震災害を想定した防災訓練が4日行われました。 伊那市では、手良小学校を主会場に行われました。 地域、小学校、保育園が合同で訓練を行い災害時の初動対応を確認しました。 訓練は、震度6弱の地震が発生した想定で行われ、午前9時に手良地区の住民が小学校の体育館に避難し、常会ごと避難状況を報告していました。 この後、上伊那医師会による、けが人の処置の優先順位を判断するトリアージの実演が行われました。 グラウンドでは、災害時に使用する車両や人命救助のための資材の展示が行われた他、体験コーナーが設けられました。 参加者は、訓練用の消火器を使って放水したり、火災時の煙を体験していました。 また、ライトの設営では、実際に組み立てていました。 主会場となった手良小学校には、およそ500人が集まり子どもたちや地区住民が防災に関する知識を深めていました。

心肺蘇生法や簡易担架の作り方学ぶ

大規模地震災害想定の防災訓練
箕輪町 心肺蘇生法や簡易担架のつくりかた学ぶ

箕輪町では午前8時20分に避難勧告が出され避難所のひとつとなっている箕輪西小学校には下古田、上古田、富田、中曽根の住民およそ270人が集まりました。 会場では箕輪消防署の署員による心肺蘇生法の講習が行われました。 署員は「心臓マッサージをする場合あまり強く押すと骨折することがあるので気をつけてください」などとアドバイスしていました。 ほかには簡易的な担架の作り方が紹介されました。 竹などの長い棒に毛布を巻きつけ人を運ぶもので災害時の物がない時に有効だということです。 集まった人たちは万一に備え真剣な表情で訓練に取り組んでいました。

唐木村長がスカイプで被害状況報告

大規模地震災害想定の防災訓練
唐木村長がスカイプで被害状況報告

南箕輪村役場には災害対策本部が設置され職員が被害状況の把握や情報の共有に務めていました。 また唐木一直村長が被害の状況などをインターネット回線を使って映像を伝送するスカイプで広く住民伝えこの模様は伊那ケーブルテレビの放送訓練で生中継されました。

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