諏訪神社御柱祭 山出し
7年に一度行われる、伊那市西春近諏訪形の諏訪神社御柱祭で、4本の柱を山から里へと出す山出しが4行われました。 4日は氏子およそ250人が参加し、4本の御柱の山出しが行われました。 午前中は二から四の柱の山出しが行われ、貝付沢入口から神社までのおよそ500メートルを引きました。 神社前の石段では全員が力を合わせ、柱を境内へと引き上げていました。 一の柱は幹の周りがおよそ2メートルのモミの木で、長さは13.5メートルです。 4日は最高気温32.2度まで上がり、照りつける日差しの中、氏子らは懸命に柱を引いていました。 直角に道を曲がる難所では梃子方が掛け声に合わせて方向転換をしていました。 一の柱はおよそ4時間かけて地区内約2キロを曳行し、里引き開始点に到着しました。 最後は長沢進一実行委員長の木遣りで締めくくりました。 4日は二から四の柱の建御柱も行われ、神社に3本の柱が建てられました。 一の御柱の里曳きと建御柱は10月1日に行われます。