地価公表 住宅地20年連続商業地24年連続下落
長野県は、7月1日現在の地価を20日に公表しました。 県全体では、住宅地は20年連続、商業地は24年連続で下落しましたが、下落幅は前年より縮小しました。 地価公表は、適切な土地取引が行われるよう1平方メートルあたりの指標となる価格を判定するものです。 県内77市町村399か所で調査が行われました。 林地を除く392地点では、前年より上昇したのは32地点、横ばいは47地点、下落は313地点でした。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内の市町村の平均変動率は、伊那市がマイナス2.8%、箕輪町がマイナス3.7%、南箕輪村がマイナス3.4%でした。 3市町村の商業地で下落幅が大きかった地点は、伊那市山寺の山寺駐車場付近が、去年の4万5,900円から3.3%下落し4万4,400円。 箕輪町松島の伊那松島駅前付近が、去年の3万1,700円から3.8%下落し3万500円。 南箕輪村神子柴のクスリのサンロード南箕輪店付近が、去年の2万6,300円から3.4%下落し2万5,400円となっています。 県内では、軽井沢町の商業地が2年連続で上昇しているほか、横ばいとなった地点は19地点で、前の年より10倍近く増加しています。