燈籠祭で高遠ばやしの音色響く
城下町の風情が残る高遠にほおずき提灯の灯り
伊那市高遠町で燈籠祭の宵祭りが21日行われ歴史ある高遠ばやしを継承している保存会が風情ある音色を披露しました。 燈籠祭は五穀豊穣を祝う鉾持神社の例大祭で夜になると高遠町の商店街には、ほおずき提灯が灯されました。 高遠ばやしを演奏したのは、桜町連と桜奏会で町内を練り歩きながら、笛や太鼓、三味線を奏でていました。 高遠ばやしは元禄時代に流行した能が変化したものといわれていて、今は高遠町の5つの地域と2つの団体が保存継承しているということです。 町内には風情ある音色が響き訪れた人たちが高遠の秋の風物詩を楽しんでいました。 22日の本祭りで予定されていた山車の巡行や子ども神輿は雨のため中止となっています。