信大で赤い果肉のリンゴを使った調理講座
酸味を活かしたレシピ学ぶ
赤い果肉のリンゴを広く知ってもらい産業に結びつけようと、信州大学農学部の公開講座が24日、南箕輪村のキャンパスで開かれ、参加者が調理をして加工方法を学びました。 県内をはじめ、群馬県や静岡県などから、りんごを栽培している農家や学生、主婦、会社員などが参加しました。 信大農学部では、赤い果肉のリンゴの育成を行っていて、一般に広く知ってもらおうと、初めて赤果肉リンゴの講座を開きました。 きょうは、2012年に育成した品種のハニールージュを使って、2種類のパイのほか、おこわやシャーベット、おやきを作りました。 講師は、野菜ソムリエの濵渦亮子さんがつとめました。 スライスしたリンゴを電子レンジで加熱し、パイ生地にのせて巻くと、バラのような形になりました。 ハニールージュは、酸味があり、すっきりした味の料理に仕上がるという事です。 ハニールージュは、標高700メートル以上が栽培に適していて、現在は県内で15軒ほどの農家が栽培しているという事です。