国有林野事業の推進 南アと中ア食害対策連絡協議会を設立へ
広域的な取り組みを
南信地区の国有林野事業の推進を図る協議会の総会が、26日、伊那市の南信森林管理署で開かれ、南、中央の両アルプスでの食害対策事業の連携強化を図るため連絡協議会が設立されることになりました。 南信地区国有林野等所在市町村長有志協議会の総会が開かれ、南信森林管理署が協議会設立の考えを示しました。 南アルプス食害対策協議会は平成19年に、中央アルプス野生動物対策協議会は今年2月に発足し、ニホンジカなどによる食害対策にそれぞれ取り組んでいます。 連絡協議会の設立は、連携強化を図りより広域的な取り組みを行おうというものです。 設立時期については未定ということですが、出席者からは「早い時期での設立」を要望する意見が出ていました。 意見交換では白鳥孝市長が、「南アルプスで行っている案内看板の統一を、中央アルプスでも実施してほしい」と要望しました。 総会には、南信地区の19の市町村の代表者が出席し国有林野事業について意見を交わしました。