新しい診療所建設地決まる
伊那市が運営する国保西箕輪診療所の廃止に伴い新たに県厚生農業協同組合連合会が運営する診療所の建設予定地が旧西箕輪公民館跡地に決まったことが27日、市議会に報告されました。 27日、市役所で開かれた市議会全員協議会で報告されたものです。 それによりますと建設予定地は旧西箕輪公民館跡地で面積はおよそ2500㎡です。 伊那市国保西箕輪診療所は昭和29年に開業しました。 今後の医師確保が難しい事や平成17年度から赤字状態が続いていることから県厚生農業協同組合連合会が運営する診療所に変わります。 伊那市では現在の診療所を壊し、後利用については検討するとしています。 早ければ来年度中に建設工事に着手し、来年度内の開院を目指すということです。
福祉まちづくりセンター耐震改修
また、伊那市の福祉まちづくりセンターの耐震改修を行うことが報告されました。 施設は、昭和39年度に建てられた旧伊那中央病院を活用しています。 平成16年度に改修工事を行い、平成17年度から伊那市社会福祉協議会が管理しています。 伊那市では、6月にコンクリート強度の調査を行い、耐震補強か可能と判断し、改修を行います。 耐震補強工事と合わせ建物の強度をあげるため使っていない3階部分を撤去、軽量化し2階建ての施設にするとしています。 市では「早急に改修を進めたい」としています。