60歳以上対象 貯筋運動教室 開始
全国的な介護予防のモデル事業を、伊那市総合型地域スポーツクラブが受託して行う、60歳以上を対象にした筋力トレーニング教室が、29日から、始まりました。 歌を歌いながら、かかとの上げ下げなどを行う筋力運動。 「線路は続くよ」の替え歌を歌いながら座ったままで体を動かします。 1セット行えば架空の貯筋100円がたまります。 運動すれば筋力を示す額がプラス、しなければマイナスとなる貯筋通帳に、毎日、貯筋額を記していきます。 これは、筋力を貯めると書いて「貯筋(ちょきん)運動」ステーションと呼ばれる事業で、健康・体力づくり事業財団の委託を受けて伊那市総合型地域スポーツクラブが実施します。 全国で19のクラブが委託されているモデル事業です。 29日は、市民体育館サブアリーナで初めての教室が開かれ、参加者が、身体測定や、筋力測定をしました。 定員を上回る36人の申し込みがありました。 参加者は、30秒に何回腹筋ができるか、スクワットができるかなどをして、自分の筋力を確かめていました。 教室は、毎週1回、12月まで全12回開かれます。 最終回には、初日行ったものと同じ筋力測定を行い、変化を調べるということです。