米の作柄概況 南信は平年並み
上伊那地域の稲刈り 遅れている
関東農政局は、9月15日現在の米の作柄概況を発表しました。 それによりますと、長野県の南信は平年並みとなっています。 調査は、水稲の生育や作柄概況を明らかにすることで、生産対策や需給調整の資料にしようと行われています。 発表によりますと、10アールあたりの予想収量は、南信は626キロで作柄は平年並みとなっています。 1つの穂あたりのもみ数は平年並みと見込んでいますが、穂数、全もみ数はやや少ないとなっています。 登熟は、やや良となっています。 長野地方気象台がまとめた昨日までの1か月間の南信地域の日照時間は、平年より4割ほど少ない92時間となっています。 JA上伊那によりますと、台風や長雨の影響で伊那地域の稲刈りは2週間近く遅れているということで、晴れた日にできるだけ刈り取りを行うよう呼びかけています。